大学入試を大きく分けると、一般選抜(一般入試)、学校推薦型選抜(推薦入試)、総合型選抜(AO入試)があります。表は国公立大学の募集人員の割合を入試選抜方法別にみたものです。近年、総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)といった特別入試の募集人員枠が大きくなっていますが、依然として一般選抜の募集人員枠が全体の約8割を占めています。国公立大学志望者は、まず一般選抜での受験を考えて受験勉強をスタートさせるべきでしょう。

 

 

 

 

 ここからは国公立大学の一般選抜の仕組みについてみていきましょう。国公立大学の一般選抜は、1次試験的役割を果たす「共通テスト」の得点と、大学別に実施される「2次試験(個別学力検査)」の得点の合計で合否を判定するケースが一般的です。

 国公立大学志望者は、1月中旬に実施される「共通テスト」を原則受験しなければなりません。自己採点を行った後、志望する大学に願書を提出します。注意したいのが国公立大学の出願期間です。国公立大学の出願期間は、共通テストの約1週間後からスタートし、約10日間となっています。思うように得点できなかった場合は、当初考えていた出願校を変更しなければならなくなることもありえます。出願時になって慌てないよう事前に複数の候補を挙げておくことが必要でしょう。

 

Kei-Netより

 

 

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